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From Research Inquiries

2009年07月05日

PRI-QPL-AS85052が2010年6月に発表予定。

 DOD(米国防総省)とSAE(米自動車技術者協会)は、緩衝材付きループ式留め金具(Clamp, Loop, Cushion)のスペックであるMIL-DTL-85052とSAE-AS5874を廃止し、近くSAE-AS85052として統一することを検討しており、それに伴いDODは現在採用しているQPD85052をSAE-PRIによるPRI-QPL-AS85052として新しく採用(Adoption)する方向であることが最近の弊社技術調査でわかった。


■MIL-DTL-85052(Clamp, Loop, Cushion, General Specification For)
 DODとSAEは航空機などで用いられる緩衝材付きループ式留め金具(Clamp, Loop, Cushion)についてのスペックをそれぞれ維持しているが、MILスペック利用者の間では2つのスペックをどのように使いわけしたらいいか、また今後2つのスペックはどうなるのか等の利用や調達においての疑問が生じている。そこでDODは、今後MIL-DTL-85052を廃止させる予定であるが、現在のAS5874を採用する予定はなく、新しくAS85052を採用するということがわかった。またSAEも今後AS5874を廃止し、あらたにAS85052として発表する見通しであることを表明している。これはこれら現行スペックにおいて緩衝材の欠陥があることが判明しているため。その結果現在活用中の認定品目表QPD85052を廃止し、SAE-PRIによるPRI-QPL-AS85052として2010年6月を目指して現在進行中であることを表明している。

 このSAE-PRI(Performance Review Institute)は、SAE(Society Of Automotive Engineering)の附属機関としてMILスペックから代替されASやAMSスペックのQPL策定、認定業務を行っている。これはPRIは製造業者からMIL-QPLをPRI-QPLに「創始」することを強く要望されたためで、これらの業者はMIL-QPL認定業者であることの証明として情報を提供している。これらの情報はQPG(品質製品グループ)で承認されると、その業者をPRI-QPLに掲載することになる。

 なお、MIL-DTL-85052に付随したスラッシュシートMIL-DTL-85052/1からMIL-DTL-85052/4も同様に扱われる。

 このようにMILスペックがASなどの民間規格に代替されるケースの場合、DODは事前にMILスペックをInactive(新規に無効)にすることでユーザに周知しているが、このように双方のスペックがActive(有効)の場合、どちらを採用していいか判断に苦しむ場合も少なくない。弊社ではこのような場合、DODや代替される民間規格団体の担当者から直接現況や今後の予定を聞くことでゆーざの疑問や質問に答えている。

なお、本件についての変更理由など詳細情報、ならびに関連情報は別途お申し込みください。