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From Research Inquiries

2009年03月05日

NATO版WebFLISの最新バージョンが登場!

 NATO(北大西洋条約機構)は米国政府の協力を得て2005年にNATO版FLISとしてDVDを発刊したが、その後Web版(インターネット版)が追加された。そして、このたびその最新版(Web1.1版)が提供されることになり、弊社では早速、NATOからそのデモ版の使用許可を得て、その内容や検索性などを評価した。 なお同サービスの正式名称はNMCRL+Web1.1。(注:NMCRLはNATO Master Catalog of Referense for Logisticsの略)。


 わが国では従来からSTANAGなどNATO情報の閲覧が制約を受けておりこのNATO版WebFLISの利用についても疑問視されていたが、このほど防衛省をはじめとするわが国ユーザにも使用許可されることがわかった。わが国の自衛隊や民間企業では近年ヨーロッパ製の装備品や部品などを取得するケースが目立っているが、こういった取得品情報、補給資料としてのNATO公式情報を今後大いに利用することが必要になる。なおこのNATO版WebFLISは、米国版FLISとは違い多くのNATO諸国、非NATO諸国の装備品データが掲載されており、そのスケールはWebFLISの2倍以上とされている。NATOの説明によれば、主な概要は次の通り。


● NMCRLでは日本企業13000のNCAGEと82,000のP/Nが登録されている。
● これらの登録はFLIS、NATOおよび各国のNCBで登録されたものである。
● NMCRLには米国のFLIS情報が含まれる。
● NMCRLの基本概念、各エレメント情報はFLISと同じである。
● NMCRLは18M件のNSN(FLISの2倍)と34M件のP/N(FLISの2.5倍)、19M件の NCAGE(FLISの1.3倍)を有する。
● 国連との合意でUNCCS (United Nations Common Coding System) のデータを取り込んでいる。
● 現在、NMCRLはDVD版とWEB版があり、有料で利用可能となる。