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2007年03月06日

旧版スペックの認定品対策について

スペックが廃棄されたために、部品調達先がわからなくなり納期に大きく影響しそうになったケース、発注したにもかかわらず、スペックの改版により納品された物品が検査で通らず、ラインが停止しそうになったケース、スペック廃止により、記載されたシステム自体の運用に判断がつかなくなったケースなど、スペック・ユーザにとって直面する問題は後を断たない。またこのようなときに新旧のスペック照合が必要となってくる。必要スペックの最新版は手軽に入手できるようになった。旧版は確保されているだろうか。また新旧内容の違いに問題は無いだろうか。改版に伴うリスク軽減のために弊社では個別スペックの履歴管理や原文の入手、そして新旧スペックの要求の違いから起こる問題を解消するコンサルティング・サービスを展開している。


例えば次のような旧版認定品使用の事例がある。MIL-DTL-53059Bは最新版の塗装スペックである。そこで旧版であるMIL-C-53059Aに則した認定品を最新版(B版)でも認定品として使用可能であろうか、という問題が起こった。要求はあくまでも認定品の使用が義務付けされている。残念ながらMIL-DTL-53059に則したQPLでは当該品はまだ掲載されていない。なお、塗装メーカでは旧版で採用された認定品は最新版に適用できるとの見解である。そこで改めてDODに確認をすると現在はまだ認定されていないとの公式見解である。結局このケースではMIL-C-53059A認定品として使用することとした。

このように旧版を使用する環境は認定品のある無しで変化する場合がある。ましてや従来からの装備品の再契約や修理といった当時の指定版スペックを利用するような場合は、かならず旧版対策が必要となる。弊社ではこのように旧版対策にかかわる支援業務も行っている。

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