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2012年11月30日

【PBLガイドブックの改訂理由】

ーPBLガイドブック(2005年)改訂の紹介ー
従来参照してきたPBLガイドブック(2005年発行)が昨年(2011年)に改訂されたことを請けて弊社ではこれら新旧PBLガイドブックを照らし合わせ、かつ改訂されたPSMガイドブックやBCAガイドおよびLAガイドへの移行理由を以下のようにまとめた。また弊社ではあわせて改訂版の和訳版を完成させた。これらの作業は今後のPBL研究に役立つものとして期待される。(DCメール 2012年12月1日 No.330)


■2005年版PBLガイドブックの主な改訂理由

通称「PBLガイド」と呼ばれたパフォーマンス・ベースド・ロジスティクス: プログラムマネージャ(PM)向けのプロダクトサポートガイド(2005年3月発行)はその実践の中で次のような欠陥が存在した。


①目標、資金調達の安定性、サプライチェーン運用戦略、コストと成果の測定とインセンティブなどプロダクトサポート・ビジネスモデルの要求に矛盾があった。


②過去10年以上のパフォーマンス・ベースド・ロジスティクス維持戦略で得られた可用性の向上にもかかわらず、限られたコストの可視性、不確定なコストメリットと本質的に政府の機能があまりにも頻繁に民間企業に委託されることを懸念し、労働力の主要な能力の潜在的な損失の認識に至ると指摘された。


③プロダクトサポートのためのビジネスケース分析(BCA)がいくつかのケースで問題があった:即ちBCAに関するDODの指針は一般的または包括的ではなく、また比較条件を指定せず標準を実施していなかった。プロダクトサポートの意思決定をサポートするために使用するBCAはしばしば存在しないかまたは不完全な情報を持っていた。またいくつかのケースではPBLの評価が行われていなくまた完全に文書化されていないなどプログラムコストの推進要因やフェーズ相互依存関係の完全な理解を示さずまた包括的ではなかった。


そこで2009年に米国議会は正式にPMに直接報告するPMとは異なる主要リーダーの地位としてプロダクトサポート・マネージャ(PSM)を設定した。またPSMはPMのために働き包括的なプロダクトサポート戦略を開発および実装するためこの戦略を立案しなければならないとした。またPSMの責任はサポート戦略の変更や5年ごとにビジネスケース再検証を要求することができるとした。その結果、パフォーマンス・ベースド・ロジスティクス: プログラムマネージャ(PM)向けのプロダクトサポートガイド(2005年3月発行)は新しく①PSMを擁立するプロダクトサポート・マネージャ ガイドブック( 2011年4月発行)②ビジネスケース分析の充実を図るDoDプロダクトサポートBCAガイドブック(2011年4月発行)および③PBL評価基準の徹底を図るロジスティクス評価ガイドブック(2011年6月発行)の3部作となった。


■改訂版の内容


① プロダクトサポート・マネージャ ガイドブック(2011年4月発行)

プロダクトサポート(PS)とは主要なライフサイクル管理の目的となる主要武器システム、サブシステムおよび武器システムの即応性に関連するすべての機能を含む構成部品の即応性と運用能力を展開し保守するために要求されるサポート機能のパッケージである。プロダクトサポート・マネージャ(PSM)とはPSを管理するために構造化され統合フレームワーク(枠組み)を提供する。


PSMの考慮事項はシステム設計、開発、運用、維持、廃棄そして廃棄を通し継続するものとする。またPSMはシステムのライフサイクルコストの60-70%を運用・維持(O&S)で頻繁とすることを認識しPS管理を改善する努力はDODの継続的な懸念であることをも認識するものである。PSMはPSの統治と最良な実施のより均一かつ厳密な用途の必要性を強調しながらこれらの努力が明確な成功を実証するものとする。

② DoDプロダクトサポートBCAガイドブック(2011年4月発行)

プロダクトサポート・ビジネスケース分析(BCA)は任務とビジネスへの影響(財務と財務以外の両方)、リスクおよび影響を調べることによって選択計画を識別し比較することで意思決定を補助する構造化された方法論および文書である。

BCAは利害関係者や意思決定者や意思決定によって影響を受ける全体的な効果分析を全体の視点でまとめている。BCAは経済分析、コスト便益分析である。大まかに言えばBCAはコスト、利益およびリスクを模索する価値分析が客観的に文書化されたものである。


③ ロジスティクス評価ガイドブック(2011年6月発行)

ロジスティクス評価(LA)はPSの分析である。LAはコンプライアンス監査ではなくプログラムオフィスのPS戦略と同様にこの戦略が成功し余力性あるコストでシステム運用につながる方法の評価を効果的にかつ有効に評価する。初期設計が影響を受ける可能性があるプログラムはLAを実施し再評価してその後も定期的に設計が成熟するにつれ持続可能なシステムを配備することが重要である。

またLAの取得カテゴリ(ACAT)プログラムでは複雑化した他のシステムと統合された様々なプログラム間の戦略的な取引を行うための重要な情報を提供している。

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