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2009年10月02日

WebFLISサポート・サービスのご案内

インターネット上で利用するFLISのことをWeb FLIS(ウェブ・フリス)と言う。わが国でも米国からの装備品輸入には欠かせない米国防総省(DOD)による公式データベースである。現在は主に防衛省や各自衛隊、防衛商社などが利用しているが、今後更なる利用の拡大が望まれている。それはWebFLISが装備品を調達あるいは販売する場合に、また入札に参加する場合に装備品の仕様を調べたり、同等品や競合品、メーカ調査などを行なったり、また見積価格の算定情報として利用される目的で構築されているからである。


WebFLISの利用
 
 わが国では現在WebFLISを次のように利用している。今後益々米国を中心とした海外諸国との装備品取得がすすむなか、本格的な装備品データベースのWebFLISの運用が求められている。

①枯渇部品の代替品を知りたい。
②メーカ部品番号がわかるがNSN番号がわからない。
③どこのメーカ部品かわからない。
④関連するMILスペックを入手したい。
⑤部品の性能データ、素材データが欲しい。
⑥価格(米国政府による標準価格)が知りたい。
⑦関連するFIIGを知りたい。
⑧会社情報を知りたい。
⑨現在のNSN番号がキャンセルしたかを確認したい
⑩メーカ・カタログが欲しい。
⑪契約実績が知りたい
⑫エンドアイテムが知りたい。
⑬発注のエビデンス情報として利用したい。
その他、市場調査や競合情報、製品開発にも利用されている優れものである。
 
 
事例:GASKETの参考価格・実勢価格について

 米国政府による装備品の落札価格やその単価情報はFLISやその他の関連データベースを屈指することで、その参考価格や実勢価格を把握することができる。そこであるGASKET(車載用)を取り上げて紹介しよう。価格情報を知るためにはFLIS(ここではWeb FLIS)によってNSNを求める必要がある。このNSNを知ることで、参考価格、実勢価格調達履歴、またメーカ・カタログ価格などを調べることができる。
なおここでいう参考価格とはFLISの標準価格(Standard Price)のことをいい、米国政府が取得した装備品の契約単価に輸送コスト(Transportation)とその他税などのコスト(Sur-charge)が付加された価格をいう。例えばこのGASKET (NSNは5330-01-301-5022)の標準価格は42.54ドルであり、契約価格は39.65ドルである。よって単純に想定するならば、その差額2.89ドルが付加価格といえよう。また参考までに履歴実績では39.65ドルとなっている。
 
 
ところでFLISとは

 ところでFLISとは米国連邦兵站情報システム(Federal Logistics Information System)の略である。ここではLogisticsを兵站と訳したがそのほか後方支援という言葉もある。今後FLISが広く行き渡るとともにロジスティックスという言葉が定着してほしいものである。FLISはいわゆる米国政府による装備品の公式データベースで無料で利用ができる。数千万にのぼる品目 ―それこそ消しゴムから航空機システムまで― が統一された分類方法によりその性能や代替品、価格情報などがわかるデータベースになっている。(なおFLISはNCS(NATO装備品データベース)の源流となっている。NCSについては別記事を参照のこと。)
 
 
NSNとは何か

 FLISの基本は単一品目の識別であり、そのためにすべての装備品は13桁のNSN(FSC+NIIN)という
独特な物品番号制度からなっている。これがNSN番号である。これにより同等品は統一され、同じNSNの元で集約された。ユーザはNSNを通じて代替品検索が可能になっているのである。NSN(National Stock Number:ナショナル物品番号)は13ケタからなる固有の番号で前4ケタはFSCコード、後ろ9ケタはNIIN(National Item Identification Number:ナショナル品目識別番号)と呼ばれる。現在WebFLISには600万件以上のNSNが登録され、常時更新されて米国の兵站情報として世界中で利用されている。
 
 
WebFLISサポート・サービスとは

 そこで弊社では永年Web FLISの運用サポート・サービスを展開して、利用マニュアルの提供やオリエンテーション、DODや海外装備品メーカへの調査依頼などユーザが運用しやすい環境づくりを目指している。現在防衛省でもFMSやDCS業務においてWebFLISを利用しているが、弊社では詳細データや資料の入手など公式調査業務に威力を発揮している。
 
 
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