

AN919 NOT 3を急遽発行
米国防総省ロジスティックス庁(DLA)はこのほど弊社が請求したAN919NOT 2(径違い継手)の訂正要求を受理した旨を通知してきた。誤植など記載内容に間違いがあったためでAN919 NOT2は見直され、新たにAN919 NOT 3が緊急に発行される見通しとなった。なおDLAは弊社にAN919のドラフト案の校正を依頼してきたため、弊社では再度見直すことになった。今回は弊社ユーザからの問題提起によりDODに調査依頼をした結果、MILスペック改訂に至ったわけであるが、ここではその顛末を紹介
する。(DCメール 2010年8月1日 No.274)
ーロジスティックス先進諸国の挑戦-
DLISによればFLISは今、大きな転換期を迎えている。現在のFLISではデータ構造が古く、次世代ロジスティックス構想の要と言われるPBL(パフォーマンス型ロジスティックス)の遂行ができないためである。またシステム構築においても急速に拡大するIT化に即応できないことが明らかになった。この問題はそのままNCSにも言えることである。現在、欧米諸国は競ってロジスティックス・システムのモダニゼーション(近代化)を打ち出している。またその流れはオーストラリアや韓国を筆頭とするアジア諸国にも急速な広がりを見せている。今回はこれらロジスティックス先進諸国の挑戦を追ってみた。(DCメール 2010年7月15日 No.273)
いよいよ始まった次世代NCSの実装試験
米英が中心となって推進しているNATO次世代NCS(NATO装備品データベース)は、ECCMAが提唱するデータ品質管理の国際標準化戦略と相まっていよいよ具体的な実装試験段階に入った。NATOによればその他の参加国もメーカと政府間でISO22745/8000をベースにした取り組みが開始された。今や各国の補給活動は国際規格化され、共通化した装備品データ形式による高信頼性データの運用が当たり前になりつつある。高信頼性、リアルタイム、且つコスト削減を可能にする次世代NCSはいよいよ実装段階(フェーズIII)に入った。今回はNATOとECCMA(2010年3月1日号)の続編としてその最新動向を伝える。ーDCメール 2010年7月1日 No.272
QPL-85052からPRI-QPL-AS85052への軌跡
これは10年来の悲願である。SAEの担当者はそういって回答を寄越した。現在PRI(SAE規格の認定品策定機関)ではMILスペック認定品目表のQPL-85052をPRI-QPL-85052に切り替えるべく認定作業を行っている。このQPL-85052は航空機の機体に取り付けるループ・クランプ(ループ型とめ金具)の認定品一覧であるがこれにより従来のMIL仕様から民間仕様に準拠した認定品に変更することになる。PRIはDODとSAEの協力のもと初の民間クランプ認定品を策定しているが、そこにはDODとSAEによる「10年来の確執」も見え隠れして大変興味深い。 (DCメール 2010年6月15日 No.271)
QPL-85052からPRI-QPL-AS85052への軌跡
これは10年来の悲願である。SAEの担当者はそういって回答を寄越した。現在PRI(SAE規格の認定品策定機関)ではMILスペック認定品目表のQPL-85052をPRI-QPL-85052に切り替えるべく認定作業を行っている。このQPL-85052は航空機の機体に取り付けるループ・クランプ(ループ型とめ金具)の認定品一覧であるがこれにより従来のMIL仕様から民間仕様に準拠した認定品に変更することになる。PRIはDODとSAEの協力のもと初の民間クランプ認定品を策定しているが、そこにはDODとSAEによる「10年来の確執」も見え隠れして大変興味深い。 (DCメール 2010年6月15日 No.271)
日米豪のTrilateral(3か国間)協力
先ごろ日豪間で締結された物品役務相互提供協定(ACSA)は武器や弾薬の提供は含まれないが航空機や船舶などに関した装備品等を提供する場合、武器輸出三原則に抵触する可能性があるという。そこでこれを例外扱いとする官房長官談話が発表された。日豪両国は日米豪のトリラテラル(Trilateral)3カ国協力を一層深めることで意見が一致した。わが国も国際貢献の名のもとでいよいよグローバル・ロジスティックスの一翼を担うことになる。 DCメール 2010年6月1日 No.270
米国テルコーディア・テクノロジーズ社(旧ベルコア)はベルシステムが解体されたあと改めて発足したテレコミュニケーション研究開発企業で現在ではテレコミュニケーションに関する規格(旧ベルコア規格)や研究報告などの多数の専門文献を提供している。これらの規格や技術文献、図書類は日本の電信電話、通信などすべてのテレコミュニケーション分野で数多く利用されているがこれらユーザへの提供は企業(エンタープライズ)ライセンス・ベースとなっているので注意が必要である。なおGRやSR等テルコーディアの規格や研究報告の入手については弊社までお問い合わせください。
ーMILスペック調査回答より抜粋ー
わが国の防衛装備品等の取引には多くのMIL スペックが引用されるが、これらの解釈や取り扱いについては相手先との立場の違いや、またスペックの取り扱い方によってさまざまな問題が噴出している。その結果納期遅延や再契約など多くのコスト要因に発展する場合が多い。これらのケースでは相手先は海外企業であり往々にして日本の企業が振り回されている場合が多い。このような問題を根絶していくためには個々の問題をしっかりと処理していく姿勢が求められる。(DCメール No.269)